「パイレーツオブカリビアン 呪われた海賊たち」不老不死の代償とは!


パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち [DVD]

ディズニーランドの「カリブの海賊」をモチーフにした2003年の冒険活劇です。「呪われた海賊たち」が第一作目です。「デットマンズチェスト」「ワールドエンド」「生命の泉」と続編が上映されているので、ご覧になって楽しまれた方々も多いと思います。

第一作目は
「呪われた海賊たち」 というタイトルどおり、海賊船ブラックパール号を率いるバルボッサ船長の船員全員が、呪われたアステカの金貨を強奪した結果、彼らは死ぬことを許されない不老不死という呪いを受けることになります。

呪いによって死ぬことを許されない肉体を持ってしまうのですが、それは同時に、呪われた船員全員の肉体的感覚を失ってしまうという悲劇を招いてしまいます。それは、本来人間の持っている満足感や、心地よさもすべて失うというという事になります。

人の満足というものは不満足と比較してようやく感じられるという人間の本質を軽んじた報いであるように….

結局彼らはその呪いから開放されるために、世界中にばら撒かれた呪われたアステカの金貨をもとあった棺に戻すことに尽力してしまうのです。

この映画で呪われた海賊たちは、不死という最強の肉体を手放しても、正常な感覚のある肉体に戻りたいと強く渇望してしまうところが何とも興味深い


実社会でも、暑さや寒さや触覚などの人間の感覚というものは、自分の周り環境が自分にとって都合がいいのかそうでないのかをいち早く伝えたり、時には自分の肉体の怪我などのを知らせる大切なシグナルとして欠かせないものです。

けがによる痛みなどは本人からすると著しく不快な気持ちになりますが、体の治癒力はこの痛覚をきっかけにして損傷部位近辺の血管を広げ、傷の修復を効果的に治すように動き出します。

いわば体の傷という情報が正しく伝えれば、我々の体は正しく治癒する方向に向かうという素晴らしい治癒システムがあるのです。逆をいうと正しい情報が伝わらなければ効果的な対処ができないようにもなっているのです。

「アステカの金貨の呪い」のために、一切の感覚を奪われた呪われた海賊たちにとっては、このような自己治癒力というものは無縁になりますが、結果的に呪いによる感覚喪失は作品上でも語られるように、果てることのないのどの渇きや、尽きることのない飢えによる苦しみに喘いでしまう悲劇を招いてしまうようです。

映画上で描かれている感覚喪失による呪われた海賊たちの悲劇にならないように、病気か深刻になる前のシグナルである「症状」に注意深く向き合い正しく対処する事は重要でしょう!

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