人工甘味料を考察してみよう。

人工甘味料は糖分はないが砂糖の数十倍の甘みを感じさせるために脳が認知できなくなり味覚が麻痺する。

甘さに対して知覚神経も中枢神経も鈍化するためにより甘さを求めてしまう。天然甘味料がベストで、はちみつ、アガベシロップ、メープルシロップ、米飴などなら人工甘味料より安全

人工甘味料のサッカリンは世界最古の人工甘味料といわれており第一次世界大戦で砂糖不足になった時に砂糖の代替物として用いられ急速に世界に広がったといわれている。しかし1960年に行われた動物実験で発がん性があるという結果のもとアメリカのFDAは毒物認定が行われ禁止される。

しかしこれは間違いであったために再使用されるがそれまでにほかの人工甘味料が開発されていて(スクラロース、アスパムテール、アセスルファムK)以後それらが多く使用されるようになる。

糖質ゼロの罠

ボストン大学の研究においてはダイエット食糧に含まれる人工甘味料の飲料が脳卒中や認知症の発症リスクを倍にするという研究結果がある。この研究はアメリカ心臓協会の医学誌「ストローク」に「砂糖と人工甘味飲料が脳卒中と認知症の発症に対して持つリスク」と題された論文で掲載された

庫に研究の内容は先ず約3000人の成人データを収集、45歳の被験者のデータは脳卒中のリスクについて、60歳以上の被験者データは認知症の発症の2つのカテゴリーに分けて行われた。

その研究は10年間の追跡調査がおこなわれその結果は人工甘味飲料の摂取する被験者の約3倍もの人が脳卒中と認知症を引き起こす可能性が高いという結果になったという(研究者サイドもこの結果が必ずしも人工甘味料と脳卒中及び認知症の原因であるとは言い切れないという立場を置いているにせよ、この結果にはよくよく注意を払うべきであるとの見解を持っている)

興味深いことに、この実験を人工甘味料から砂糖に変えてもほぼ同じような結果になるようです。

同じテーマで研究するマシューペース博士もの2017年医学誌「アルツハイマー病と認知症」

この研究では約4000人分のMRIスキャンと認知テストの結果を使用。12種類以上の砂糖飲料を消費する人と、週3回以上ダイエット飲料を消費する人を対象に行われておます。

その結果はそれらの被験者に認知テストにおいて早期アルツハイマー病の兆候があり、MRI検査においては、1日に少なくとも1種類のダイエット飲料を飲む人の脳容量が健常者と比べて萎縮しているという。

具体的数値では人工甘味料を日ごろから摂取する人において、脳卒中発症率2.96倍、アルツハイマー病発症率2.89倍という結果になるよう。

缶チューハイなどにも多くの人工甘味料が含まれています。

(糖尿病の悪化)

オーストラリアのアデレート大学医学部とアデレート大学健康栄養学センターの共同研究チームが、欧州糖尿病学会(FASD)の年次総会で低カロリー(ノンカロリー)甘味料の消費が、血中グルコース(ブドウ糖)含有量の調整に障害を引き起こした結果、腸内細菌のタイプを変えてしまう可能性があるという事を発表しました。

この研究では先ず健常者(糖尿病ではなく平均的体重の平均年齢3029人が対象)に低カロリー甘味料を2週間添加してその被験者の体がどのように反応するかを調べました。

29人中、15人にはプラセボを摂取させ、残り14人には人工甘味料入り飲料(スクラロース92mg、アセスルファム52mg)を摂取させました。2週間にわたって13回カプセル形態での摂取を行い、それを摂取後に便を採集し、腸内微生物の種類を同定しました。

(研究結果)

  1. 善玉菌のユーバクテリウムとシリンドロテウス(ヒト腸内グラム陽性菌の一種)が減少
  2. 食物の発酵を促進する腸内環境に有益な細菌種の個体群の減少
  3. 日和見菌は増加
  4. ブチリビブリオ細菌集団の減少(血糖値を下げる働きであるGLP-1ホルモンの増加によるものであると考えられる)
  5. 単糖物質のショ糖及やグルコースの代謝に関係する微生物遺伝子の量に変化

結論としては、非糖尿病被験者たちにおいて2週間の人工甘味料の摂取は、腸内微生物に悪影響を及ぼし、あげくは健常者には存在しない細菌群を腸内に発生させるのに十分であった。

人は健全な腸内環境を基盤として日常生活に必要なエネルギー(グルコース)を得ているので、もしこの環境に変調を起こす物質の摂取は有害である

(人工甘味料摂取における糖尿病リスクの増加)

糖尿病治療に用いられている血糖値を下げるGLP-1というものは、もともと腸内にいるブチリビブリオという細菌がそのホルモン(GLP-1)分泌を助長して放出されます。人工甘味料はそのチリビブリオ菌を減少させます。

糖尿病とは血糖値が持続的に上昇している状態を示します。人工甘味料を摂取することで、血糖値を下げるホルモンの分泌を手助けする細菌を減少させるという事は、人工甘味料摂取とは、血糖値上昇に一役買っているものである可能性は否定できません。

(腸は第2の脳とされる理由)

脳と腸は自律神経やホルモンやサイトカインなどの神経伝達物質を通じて互いに密に影響を及ぼしあっている(ストレスを脳が感じると自律神経を通じて腹痛や下痢などを起こすことなどからも確認できる)

病原菌に腸内が感染すると、腸から分泌されるホルモンによって脳は不安を感じるし、空腹時における胃腸の状態は脳に送られて空腹であるという脳の認知につながる。

腸内にはγアミノ酸(GABA)を生産する菌がある。γアミノ酸の減少は自閉症や行動異常と関係の深い物質である。

人間の行動や判断は中枢神経である脳がそれらのイニシアチブをとっているという考えが今までの主流の考えであったのですが、最近の神経医学専門誌である「ジャーナルオブニューロサイエンス」ではその順位は違うのではないかという研究も多数見られるようになってきました。

これによると現実では「脳と腸が相互に関与しあっている」というより「腸が脳をコントロールしている」という可能性が強いのではといわれ始めています。

腸内細菌と人間は共存しているという考えよりもっと強く、人間は腸内環境を中心に行動させられているかもしれないのです。

このことから考えると、たとえ脳が健全であったとしても、腸内細菌の不健全な状態があれば理性や認知力などに悪影響がでてしまうという事実。あと腸内環境を強力に死滅させるものとしては抗生物質があります。

人工甘味料の弊害は上記のような研究などから存在するのは事実です。

人類の起源時の食糧には存在しなかった人工甘味料です。身体機能の処理能力を著しく超えた攪乱物質として位置づけられるかもしれな物質です。

これからの現代病とのかかわりやその対処方法の研究成果を望みます。

動画をご覧の際にはパケットが発生しますので、モバイルでの閲覧時にはWi-Fi環境下での視聴をおすすめいたします。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です