睡眠と覚醒のはざまで2

Journal of Clinical Sleep Medicine2018815日号の報告。

現在の不眠症に対する薬物治療は、すべての不眠症患者のニーズを十分に満たしているわけではない。

承認されている治療は、入眠および睡眠維持の改善において一貫して効果的とはいえず、安全性プロファイルも複雑である。

これらのことからも、追加の薬物療法や治療戦略が求められている。初期研究において、一部の不眠症患者に対して、デュアルオレキシン受容体拮抗薬(DORA)が追加の薬物治療選択肢として有用であると示されている。

米国・セント・トーマス大学のKayla Janto氏らは、DORAとその潜在的な役割について、既存の文献を調査しアップデートを行った。

 DORAに関する既存の文献は、PubMedデータベースより、「オレキシン受容体拮抗薬」「almorexant」「filorexant」「lemborexant」「スボレキサント」の検索キーワードを用いて検索を行った。検索対象は、英語の主要な研究論文、臨床試験、レビューに限定した。

 主な結果は以下のとおり。

  1. 不眠症治療においてオレキシン受容体系を標的とすることは、より一般的に用いられるGABA作動性催眠鎮静薬治療に対する追加および代替的な薬物治療である。
  2. 現在の文献において、その有効性が示唆されているものの、まだ十分に確立されていない。
  3. 前臨床報告では、アルツハイマー病と不眠症を合併した患者に対する治療の可能性が示唆されている。


 著者らは「DORAは、不眠症に対する追加の治療選択肢として使用可能である。いくつかの不眠症サブタイプにおいて、その安全性および有効性をきちんと評価するために、より多くの臨床試験が必要とされる。不眠症に対する既存治療とのhead-to-head比較研究が求められている」としている。

睡眠と覚醒にかかわるオレキシンというホルモンの発見によって、従来型の眠剤である「ギャバ神経の抑制」という方向性が、現在の「オレキシンシナプスヘのブロッカー剤」という新たな眠剤で不眠症患者へ対応する流れになっていますが、何せ新たな方向性の治療薬のために、患者さんからのデータが少ないのが玉にきずのようですね。

とりあえず、不眠症におけるオレキシンブロッカー投薬による患者データの収集には尽力してもらいたいと思います。

気になる点は、中枢神経と脳内ホルモンとの関係性において不明な点が多い現状で、中枢神経に強く関与する不眠症投薬治療における悪影響です。

緊急時や一過性の処方ならば、救急に搬送される患者の処置と同様、その眠剤等の処方は患者にとって有益な事だとは思いますが

なにせ睡眠は一日一回とるものであるという特徴から、どうしても継続して服用するという方向になると思います。

視床下部内のホルモンのやり取りに強く影響を与えてしまう眠剤(ギャバ制御やオレキシン受容体ブロッカー)がいずれはその神経シナプス群の可塑的変性を起こすのではないかという懸念は残るところです。

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