肥満治療薬「ロルカセリン」

米食品医薬品局(FDA)は2012627日、米製薬会社アリーナ・ファーマシューティカルズの肥満治療薬「ロルカセリン」を 承認したと発表した。

米メディアによると、同国で肥満治療薬が承認されるのは13年ぶり。日本の製薬大手エーザイの 米子会社が販売する。  過去に副作用で死者が出たこともあることから、FDAは肥満治療薬の承認に高いハードルを設けてきた。

だが、米国の成人の3分の1が肥満とされるなど問題が深刻化する中で、FDAは承認を増やす方向に 方針転換したとの見方もある。

  ロルカセリンは患者の脳に働きかけ、食欲を抑える作用がある薬。臨床試験では平均で年間3~3・7%の 体重減少が確認できたという。FDAは今回の承認で、体格指数(BMI)が27以上の肥満や太り過ぎの人を 対象に医師による処方を認めた。

「ロルカセリン」が食欲を抑えて結果的に肥満防止になる?? ということでこの「ロルカセリン」を追跡してみました。

「ロルカセリン」は中枢性の抗肥満薬で、セロトニン5-HT2C受容体作動薬です

「セロトニン5-HT2C受容体」とは中脳にある脈絡叢に働きかけて、脳髄液分泌を促進する。

糖尿病ではない方がこのロルカセリンを服用すると副作用として頭痛などを引き起こすリスクがある。

「ロルカセリン」の効果については臨床実験で患者の約半数が5パーセントの減量に成功したとのこと

(上記④)はつまり体重100キロの方は服用する

FDA201010月「ロルカセリン」に発がん性リスクがあるとして申請を却下発ガン性もあると云われてる。

上記を考えてみると

セロトニンは脳内の気分を満足させるホルモンです。これが正常に分泌されると満腹感により食欲がとまります。つまりセロトニンを出るように働きかける刺激剤(作動体)の役割がこの「ロルカセリン」にあるよ、という事です(②も同様)

(上記③)の通常の頭痛は脳血管が異常に広がる時に起こるので、脳血管にある神経を刺激するような何らかの影響があるかも?

(上記④と⑤)はダイエットという意味ではたいした成果でもないのではないかという懸念。

(上記⑥)の発がん性のリスクというが、まずどの部位のガンなの?、ガン細胞が増殖する遺伝子に影響が起こるのか?、それとも細胞の酸化への影響であるのか?、ガン発症には色々なプロセスがあると思われるので、なにに悪影響を起こして「ガン発症のリスク」と述べているのか分からないので、このデータに対しては情報不足により不明です。

このような中枢神経に働きかけて満腹感を起こし、体重を減らすという方向性とはいかがなものか

 しかし薬害による危険がないという前提であればその場しのぎの処置と暫定的に計画されるならばよいことだとは思います。

この薬は2019年現在ではどのような立ち位置になっているのでしょうか?、興味があります。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です