近藤誠がん研究所の所長 講演会より

先ず以下のがんは「固形物を生じるがん」を示唆し、白血病や悪性リンパ腫などは除きます。

オプジーボは夢のがん治療への夢の新薬であるというのは過大評価である。

統計ではオプジーボでなくなる人は抗がん剤並みの結果でしかない。

オプジーボ治療での副作用による死因は、大腸炎、間質性肺炎、肝機能障害、神経系障害、心炎症及び心機能障害、筋肉炎、骨髄炎、副腎機能障害、腎機能障害というあらゆる臓器に炎症性の障害が起きている。

オプジーボによる副作用は服用の回数に応じてそのリスクが徐々に増えていくことにより、何かしらの予兆が起きににくく、発現するときは手遅れになっている事が多い。

抗がん剤などの副作用は頭髪が抜けたり、吐き気がしたりという症状が出てくるがオプジーボの副作用はそのようなことがないのが特徴で、その副作用が出るときには他遅れという事につながりやすい。

副作用の進行はオプジーボ投与の中止後においても進行してしまう事もある。

医療サイドではこのようなオプジーボによる副作用の事を「免疫機能の暴走」と把握しているようだ。

基本的にオプジーボを投与する患者さんは抗がん剤を投与できるだけの体力のある患者である。

実はオプジーボでがん患者が完治したという報告は世界的に一例もないのが事実である。また抗がん剤でのがん患者完治例も同じく世界的には一例もない。

がん治療においての指標は、その病巣の大きさが治療薬の投薬において三割減って七割になったら「効果あり」というかなりゆるい治療結果の認定基準によって行われている。

オプジーボと抗がん剤における患者生存率グラフは2つあって、一つはオプジーボのほうが余命率が高いグラフであるが、もう一つは同じ試験内容で抗がん剤とオプジーボの余命率はほぼ同等というもの。

がんは「免役にとって異物である」という考えと「免疫細胞はがん細胞と正常細胞を区別できる」という2つの考えは断言する事は出来ない。

がん細胞はもともと正常細胞が変異したものであるためその働きはよく似ていると考えられる。両者の構造や仕組みはうり2つどぇある。

がん細胞の転移はいわば、正常細胞にあたる白血球が血管を出たり入ったりしている行動パターンと同じと考えられる。

心臓や肺や腎臓や筋肉などの各臓器を形作る細胞一つ一つには白血球の移動機能やがん細胞の転移のような移動する機能が備わっている。

各臓器がその形を維持しているのは、その移動機能を抑制する機能があるからである。つまりその機能の抑制が外れたら各臓器はその形を維持する事が出来なくなる。

免疫細胞は正常細胞とがん細胞を区別して認識する事が出来ない。

確かにオプジーボはリンパ球を活性化してがん細胞を攻撃するが同時に活性化したリンパ球は正常細胞をも攻撃してしまう(抗がん剤ジレンマと同様と考えられる)。この場合、正常細胞の死滅する数ががん細胞が死滅する数に比べて多きときに損副作用が起きると考えれれる。

正常細胞にもがん細胞にも両者に「PD1」のような「免疫チェックポイント」が存在する。オプジーボと投与するとその「免疫チェックポイント」がブロックされてリンパ球(T細胞)の働きが制御されずにすみ。その活性化した免疫細胞ががん細胞を攻撃するという機能でオプシーボが効果的であるといわれているが、問題はこの「免疫チェックポイント」はPD1以外にも多数しているという点である。

オプシーボで「PD1」のボタンが押せなくてもそのほかの免疫細胞の「免疫チェックポイント」をがん細胞が押すことによって免疫細胞機能を制御する事もある。(PD1が強く影響する免疫細胞においては近投薬は効果的だが、それ以外の遺伝子レベルでの変異したがん細胞では効果がないと考えれられる)

免役チェックポイントは複数存在している事が、オプジーボと投与による治療成績の阻害原因である。。

結果、抗がん剤とオプシーボ投与は同等の結果でしかないと考えられる。

最後に阿保徹さんは「体温が高いほうがよい」という意見に真っ向から反論しているようだ。体温が高いほうが死亡率が上昇するという統計学などから彼を非難していた。確かにこの統計は的を得ている情報であると思われるが、この場合阿保さんは「体温が高いほうがよい」と主張しているわけではなく、「持続的な低体温状態は万病のもの」という事を重要視していたと思われ、これは見方や解釈によっては「体温上昇がよい」とも理解できる事だと思い、阿保さんの真意は「体温が高いほうがすべてよい」などどは思っていなかったのではないかと思われる。

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