高コレステロールについて思う事

人間の体の構成要素の重要なものの一つとしてあげられるのは脂を構成しているコレステロールです。体の細胞膜や細胞壁などがこのコレステロールで出来上がっていることを考えればそれは当たり前といえば当たり前な事です。

日本のメディアで有名になった「悪玉コレステロール」という造語によって、コレステロール自体が血栓症などにおける病理の原因であるかのような印象を多くの人に植え付けてしまった事実とは、意図していたのかそうでないのかについてはなんとも言えませんが、大変罪深いものかもしれません。

身体の健康維持の働きは「恒常性」という一定の機能に強く依存しているものです。体温が36.5度をキープしているように、血中コレステロールの量も一定の健全な範囲をキープさせようと常に身体機能は働いています。

前にも一度記載したとは思いますが、身体のコレステロール生成の約7割は自分の体で作り、残りの部分は食事などで補う事で体内のコレステロール値は健全な量をキープしているという一種の恒常的働きがあります。

コレステロールの高い食品を制限するとその制限した分、体内でコレステロールを合成してその一定値を維持してしまう働きがあるという事を考えると、医療機関からの食事制限というアドバイスは実際どうなのでしょうか?

高コレステロール血症患者への投薬治療に用いられる「コレステロール合成阻害剤」などにおける副作用も健康維持を強く脅かすものだと思います。

食事制限はその摂取量が減少したとしても、体内で合成されるために必要なコレステロールは確保できますが、阻害剤によって体内で必要なコレステロールの合成自体を阻害されては、体は必要なコレステロールを確保することができなくなってしまいます。

コレステロールが体の細胞自体の構成要素であるという事を考えるとこれはまるで、材料が不足している状態で強行に建物を建築する現場と同様に、その建物はつぎはぎだらけのものが出来上がってしまうのと同じで、つぎはぎだらけの弱い細胞一つ一つで構成される身体が出来上がってしまう。

細胞一つ一つが弱いものが集まってできた構成物(肝臓、腎臓、血管、皮膚、ホルモンなど)の機能はやはり弱くなるという事が考えられるので、健全な身体機能にとって低コレステロール状態とは危険であるとも考えられると思います。

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