体温上昇は感染症撃退の合図

体温上昇は感染症になった時の免疫細胞を活性化するという研究が進ん現代社会では常識となっています。


感染症によって体温37度に上昇すると病原菌を殺す物質を免疫細胞が放出する詳しいメカニズムを多くの日本の医学系研究グループが世界で初めて明らかにしてからその恩恵は世界的に広がっているといえます

体温が上昇する事により、白血球の膜の表面に穴が開いて細菌やウィルスを狙い撃ちにする「水素イオン」の弾丸が、その病原体を撃ちにするメカニズムをもった抗体細胞の活躍といったら


それはまるで「ゴルゴ13」の鮮やかな暗殺方法のように速やかに行われるのに似ているといえます

人の体にある免疫システムを深々と省みると、その巧妙な働きにはあらためて驚かされる事ばかりです。

楽観主義は痛みを軽減する? 米研究

20192/HealthDayNews]より

慢性疼痛に対処するには、楽観的に物事を捉えることが重要かもしれない。

米ミシガン大学アナーバー校のAfton Hassett氏らの研究から約21,000人の退役軍人のうち、海外に派兵される前から気持ちが前向きだった人では、派兵された後に新たな背部痛や関節痛、頻繁な頭痛などの痛みを経験する頻度が低かったことが明らかになった。


 米陸軍のデータを用いたこの研究では、20102月~20148月にアフガニスタンまたはイラクに派遣された米軍兵士2734人(平均年齢29.06歳、男性87.8%)を対象に派遣前後の心理的な健康度を評価した。

 その結果、米軍兵士の37.3%が、派兵されて以降に1カ所以上の身体の部位で新たな疼痛を経験したと報告した。

新たな疼痛が起こった部位の内訳は、背部痛が25.3%、関節痛が23.1%、頻繁な頭痛が12.1%だった。このほか、今回の研究からは、ある程度の楽観主義でも、海外派遣後の痛みの発生が抑えられることが明らかになった。

このことは、完全な楽観主義者ではなくても、ある程度、楽観的な思考の持ち主であればメリットはあることを示している。

 解析の結果、楽観性の評価スコアが1点上昇するごとに、派兵されて以降、新たな疼痛を経験する確率が11%低下することが分かった。

また、楽観性が高い兵士と比べて、楽観性が低い兵士では、新たに関節痛または背部痛、頻繁な頭痛のいずれかを経験したと報告する確率が35%高かった。

さらにある程度、楽観的な思考を持っていた兵士と比べて、楽観性が低い兵士では新たな疼痛リスクが高いことも分かった。

 Hassett氏は「驚いたのは、楽観的な思考と痛みの軽減との関連は、戦闘によるストレスや外傷などの経験を考慮しても認められたことだ」とした上で、「兵士だけでなく、一般の人も前向きな姿勢を保つことで、同じような作用が期待できると述べている。

米陸軍兵士の経験は一般の人からはかけ離れているが、楽観主義でいることが疼痛に対して保護的に働くことを示した論文は数多い」とも説明する。

また「楽観主義者では痛みの感受性が低く、痛みがあってもそれにうまく適応できる人が多い」と付け加えている。

 しかし、今回の研究では精神疾患の有無が考慮されていなかったほか、疼痛に関するデータも限られていた。またこれは楽観主義自体が慢性疼痛リスクを低減することを証明するものではない。

 米国疼痛医学会会長のJianguo Cheng氏は「楽観的に物事を捉えることは、慢性疼痛に対処する上で有効な手段になりうるだろう。このことは、精神状態が、身体的な健康にも影響することを改めて明確に示したものだ」と説明している。

また「楽観的に考えるトレーニングを通して、ストレスやトラウマになるような出来事に備えることもできる。さらに、既に慢性疼痛に苦しんでいる人であっても、ポジティブな思考法を身に付ける認知行動療法によって疼痛を緩和できる可能性がある」としている。

 ただし、Cheng氏は「疼痛治療には、薬物療法に加えてトークセラピーや理学療法、場合によっては手術など、さまざまな方法を組み合わせた個別化治療が必要だ」と指摘している。その上で、「疼痛の管理は多元的に行うべきであり、通常は一つの治療法だけでは効果は期待できない」と話している。

疼痛を引き起こすメカニズムとは、生体研究においてはセロトニンやブラジキニンなどの疼痛物質による科学的刺激が、その疼痛神経終末の感知によって、外側脊髄視床路を通過し、大脳中心後回がその痛みと感知するというシステムですが

上記の構造的なメカニズムに、人の悲観とか楽観のような精神活動が介入するようです。

日本の格言にある「病は気から」という事を科学的に言い表している研究データともいえるのかもしれませんね。

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ゴーヤと心筋梗塞と脳卒中の関係性

Journal of Epidemiology112日オンライン版より

ゴーヤに代表される沖縄野菜はビタミンやミネラル、葉酸など栄養価が高いことで知られている。

しかし沖縄野菜を多く摂取しても、心筋梗塞と脳卒中の予防効果は期待できない可能性があることが、国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究で示された

これまで沖縄野菜の摂取量と心筋梗塞や脳卒中の発症との関連を検討した大規模な追跡調査は、ほとんど行われていなかった。

研究グループは今回、JPHC研究に参加した40歳以上の男女約16,000人を長期にわたり前向きに追跡したデータを用いて、これらの関連を検討する研究を実施した。

研究では、ベースライン時とした1995年に沖縄県中部に、1998年に沖縄県宮古の2地域に在住し、心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患とがんの既往がない4574歳の男女16,498人を対象に、2012年まで追跡した。

ベースライン時の138項目の食物摂取頻度調査票への回答から、参加者の7種類の沖縄野菜(チンゲン菜、からし菜、ゴーヤ、フダンソウ、ヘチマ、ヨモギ、パパイヤ)の摂取量を評価。

参加者を沖縄野菜の摂取量で3つの群に分けた上で、心筋梗塞と脳卒中の発症率を比較検討した。

13年の追跡期間中に、

  1. 839人が脳卒中を発症
  2. 197人が心筋梗塞などの虚血性心疾患を発症。

年齢や性、飲酒や喫煙などの生活習慣などで調整した解析でも、沖縄野菜の摂取量と心筋梗塞および脳卒中の発症率との間に有意な関連はみられないことが分かった(最も少ない群と比べて最も多い群のハザード比は1.0995%信頼区間0.931.29P0.289)。

また、沖縄野菜の種類別に解析しても、同様にこれらの間に有意な関連はみられなかった。

以上の結果を踏まえ、研究グループは「沖縄野菜の摂取量は心筋梗塞や脳卒中の発症リスクと関連しないことが分かった」と結論づけている。

一方、研究グループは「今回の研究では、摂取量が最も少なかった群でも比較的多く摂取しており、このことが原因でグループ間の差がみえにくくなった可能性がある」と指摘。

また、沖縄野菜の摂取量の評価も妥当性が十分ではなかったことも、原因として考えられるとしている。

 

(海月な医療ニュース考察)

心筋梗塞と脳卒中とゴーヤ摂取によるリスクヘッジはないとの研究ですが、はたしてそうなのだろうかという疑問が残る研究です。

心筋梗塞は血栓による心筋の血管群への閉塞による障害です。脳卒中は脳血管壁の希弱化による血管壁の剥離による脳内への出血です。

推測の域を超えない意見ですがもしかして、ゴーヤは料理方法次第でその中の栄養価含有量が変わるのではないかと思います。

ごーやに含まれる代表的な栄養としては、ビタミンC、葉酸、カリウム、不溶性食物繊維などがありますが

  1. ビタミンCと葉酸は熱に弱い
  2. カリウムは水に溶けだしやすい
  3. 食物繊維は横ばい

という性質をもっています。

ゴーヤの炒め物を作る時の段取りの中で、

  1. 苦みをとるために「水に浸す」
  2. 口当たりをよくするために「油で炒める」

という方法をとることはよくあることですがこれらは

  1. 油で炒めることでビタミンCと葉酸を減らし
  2. 水に浸すことでカリウムも減少させる

といったゴーヤを摂取するという事になるのではないかと思います。

これではビタミンCや葉酸やカリウムが含まれない、油ものの食物繊維のみのゴーヤ料理を摂取するという事になると思うし

当然このような料理であれば、高脂血症や血管壁の再生には役に立たない食べものをとることで、心筋梗塞や脳血管障害の予防にはならないと思います。

つまり、この研究で用いられているゴーヤはどのようにして調理されたのかというところを明らかにしてほしいと思いました。

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食べ物よ、今夜も有難う♪ 

(夜霧よ今夜も有難う?)

食物自体が、我々の細胞一つ一つを構成しているものであるということを明らかにされた「生物と無生物の間」の著者としても有名な京都大学の研究員である福岡真一先生の研究はとても興味深いものです。

これまでの生命原理では「食べ物」とは車のガソリンのようなもので、体内のエネルギーのもととして認識されていましたが、「生命現象は動的平衡の流れである」という福岡先生の説はこのパラダイムの思考を根本から変えてしまうダイナミックかつ現実性のある説。

我々の大便の内容物は、アポトーシスで脱落した半年前の肝臓細胞であったり、一ヶ月前に体内で死滅したインフルエンザウィルスであったり、3日前の脳細胞であったりする訳で、それは決して昨日の食べたもの自体が排泄物として現れたわけではないようです(未消化物は除く)

シビアに考えると、食べ物とは自分以外の生命体を殺めることによって得られる細胞自身を、我々の細胞の一部に変換することによって維持するものだとも考えられます。

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認知症の簡易検査は誤判定が多い、米研究

20181128/HealthDayNewsより

認知症の簡易検査はプライマリケアの現場で広く活用されているが、その診断精度は低いとする研究より

該当する検査は、ミニメンタルステート検査(MMSE)、記銘力障害スクリーニング(MIS)、1分間になるべく多くの動物の名前を思い出す簡単な記憶力テストの3つ。

対象者の3分の1以上が、これらのうち少なくとも一つの検査で認知症と誤判定されていることが分かった。

 この研究は、英エクセター大学のJanice Ranson氏らが実施したもの。米国の70110歳(平均82歳)の高齢者824人を対象に、まず、34時間の総合的な認知症評価を実施。神経学的検査や血圧測定、DNAサンプルの採取、うつ病スクリーニング、服薬歴、生活習慣、家族歴について尋ね詳細に評価した結果、約3人に1人が認知症と判定された。

 次に全ての参加者を対象に、MMSEMIS、動物の名前を思い出す記憶力テストの3つの簡易検査を実施し、綿密な検査の結果と比較した。その結果、参加者の36%(301人)は、少なくとも一つの簡易検査で認知症と誤判定されていた。

しかし、それぞれの簡易検査の誤判定率は1421%とばらつきがみられ、3つの検査全てが誤判定だった患者は全体の2%に過ぎなかった。

 Ranson氏は「プライマリケアの診療現場で認知症を正確に診断するのは難しい」と述べる一方で、「簡易検査は、より詳細な検査の必要性を判断するための重要なスクリーニングツールだ」と強調している。

 また、簡易検査で認知症の誤判定が多かった原因として、Ranson氏は、患者の年齢や民族性、学歴などのバイアスが影響した可能性を挙げている。

さらに、各検査でバイアスが異なることも要因として挙げられるとしている。例えば、ある検査では高学歴の患者の認知症を過小に診断し、別の検査では年齢や人種、施設の入居状況などによる誤判定がみられた。そのため、同氏は「各検査の弱点を知ることで、特定の患者集団に最適な検査法を選べるようになる。

一方で、さらに診断精度が高く、バイアスが少ない検査法の開発も待たれる」と述べている。

 この結果を受け、専門家の一人で米アルツハイマー病協会のKeith Fargo氏は「アルツハイマー病などの認知症の診断は複雑で、簡単にできるものではない。

簡易な認知検査は診断への第一段階としては有用だが、それだけで完結するものではない」と説明している。また、「認知症の診断はタイムリーかつ正確に行うことが重要である。この研究から、認知症の簡易検査を行う際に考慮すべき重要なバイアスが明確にされた」と述べている。

上記の報告の要約より、認知症の診断は複雑で厳密に考えると以下の原因より容易にできないという事のようです

  1. 患者の年齢のバイアスがある

  2. 患者の民族性からのバイアスがある

  3. 患者の学歴などの影響は大きい

このように医療サイドの認知症認定の診断基準は現在確立していないというのが現状のようです。

認知症の脳内メカニズムとして、現在一般的に述べられている説は「脳内神経へのアミロイドβ蓄積による神経伝達不全」が最も主流ですが、発症因子については多くの学説があるのも事実のようです。脳機能の研究はその複雑な機能のために、認知症の原因とメカニズムの研究が遅れている事も、認知症の診断の困難さの一因となっているようです。

その中の一説で、「過剰な糖質摂取による過剰インシュリンのための血中アミロイドβ代謝酵素の減少による、脳内アミロイドβ蓄積説」などは、脚光を浴びるかもしれない有効な説にあたるのかもしれませんね。

蓄積したアミロイドβを取り除く方法は、当然ながらカイロプラクティックケアには存在しません。

現在のところ、認知症の原因の一つであるアミロイドβを体外に排泄するのを促してくれる食品を意識的に摂取するとか、インスリンが過剰に分泌するきっかけとなる糖質過剰な食物摂取制限などが有力な予防法だと思います。

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『痛み』の早期診断と治療というセミナーを考える

20188月「健康経営時代に欠かせない『痛み』の早期診断と治療」

(ファイザー株式会社とエーザイ株式会社共催セミナーより)

働き方改革のもと、仕事へのかかわり方や働き方が変化しつつある。その中でも見過ごされやすい問題として、健康問題を抱えて就業ができない、効率を上げることができないという就労問題がある。今回健康に起因する就労問題の中でも「痛み」に焦点をあててみる

従業員が健康ならば企業価値は上がる

はじめに「痛みによる労働生産性への影響とその経済損失?」をテーマに、五十嵐 中氏(東京大学大学院 薬学系研究科・医薬政策学 特任准教授)が、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践する方策と労働生産性を阻む「痛み」とその損失について講演を行った。

少子高齢化で労働人口が減少する中で、労働者1人当りの労働生産性はこれまで以上に重要とされ、「健康経営」という概念が登場した。「健康経営」とは、従業員の健康保持・増進の取り組みが、将来的に収益性などを高めるという考えの下、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することである。

この実践により従業員の活力向上、生産性向上と組織の活性化をもたらし、結果として業績向上や組織としての価値向上につながることが期待されている。

この健康経営で問題となるのが、従業員の健康問題。健康問題に関するコストとして、直接かかる医療費とは別にアブセンティーズム(病欠)とプレゼンティーズム(健康問題で効率・生産性が低下している状況)の2つがある。そして、企業における従業員の健康コストの内訳では、アブセンティーズムが11%、プレゼンティーズムが64%で、プレゼンティーズムの比率が高く、就労問題の中でも2大要因として精神関連症状と筋骨格系障害がある1)

また、医療費と生産性でみた場合の疾病コストでは「肩こり・腰痛」がトップで、こうした慢性疼痛による損失は1週間平均で4.6時間に及ぶという試算がある。そして、時間ベースの経済損失は、19,530億円にのぼるという報告2)もあり、「企業は健康経営として身体の痛み対策に取り組むべきときだ」と同氏は述べる。

 おわりに「健康経営では人件費だけでなく、保健指導やそのシステムの充実、診療施設やフィットネスルームの設置など投資をすることで、経営には生産性の向上、医療コストの削減、モチベ―ションの向上など企業価値を高める効果が予想される。企業はこうした視点も踏まえ、従業員の健康対策を図ってもらいたい」と語り、レクチャーを終えた。

神経障害性疼痛のQOLレベルは、がんの終末期と同等

つぎに紺野 愼一氏(福島県立医科大学 医学部整形外科学講座 主任教授)を講師に迎え、「痛みの種類に応じた適切な治療と最新スクリーニングツール」をテーマに、主に神経障害性疼痛の診療とスクリーニングツールについて説明。

慢性疼痛の保有率は、成人の22.5%(患者数2,315万人)とされ、男女ともに「腰痛」「肩こり」が上位を占める。この慢性疼痛の中でも診療が難しいとされる神経障害性疼痛について触れ、臨床的特徴として刺激がなくとも起こる痛み、非侵害刺激での痛み誘発、侵害刺激による疼痛閾値の低下、しびれがあるという。

また、疼痛領域は損傷部位などと同一ではなく、神経、神経根、脊髄、脳の支配領域で発生し、通常NSAIDsに反応しにくく、COX阻害薬以外の鎮痛薬が必要となる。神経障害性疼痛が患者のQOLに与える影響について、健康関連QOLを評価するために開発された包括的な評価尺度(EQ-5D-3L0は死亡、1.0は健康な人)で調査した結果によれば、終末期がん患者のQOL0.40.5)と比較し、神経障害性疼痛のQOLはそれと同程度の値を示し、さらに重症の神経障害性疼痛のQOLは心筋梗塞で絶対安静状態の患者のQOL0.2)と同程度の結果だったという3)

神経障害性疼痛の診断では、VASなどの痛み評価の多種多様なツールが使用される。なかでも“Spine painDETECT”は、脊椎疾患に伴う神経障害性疼痛のスクリーニング質問票として開発されたツールであり、8つの質問事項の素点から算出される(開発試験での感度78.8%、特異度75.6%)。

さらに簡易版のSpine painDETECTでは、2つの質問事項の素点から算出される(開発試験での感度82.4%、特異度66.7%)。

紺野氏は、「神経障害性疼痛は、早期に診断できれば患者の痛みを治療・軽減できる疾患なので、病院やクリニックを問わず、プライマリケアの場などで、このスクリーニングツールを積極的に活用してもらい、診断に役立ててほしい」と期待を語り講演を終えた。

疼痛の症状が治療を行うきっかけになる患者さんは少なくはない現状。

その疼痛に対しての永続される効果的対処方法とは、疼痛を感じなくさせる鎮痛剤のみで行なわれる処置だけでは、健康問題にかかわる経済問題に飛び火してしまうデメリットは簡単に考えてはいけないことを示唆している記事になると思います。

(疼痛における治療)

疼痛を引き起こしている場所が、「関節」ならば関節の治療を、「筋肉」であるなら筋肉の適切なケアを行う。

前が見えると思った瞬間、後ろには見えないものが存在します。

意識、無意識の話になると心理学者のフロイトの唱えた氷山に例えられることが多いと思います。

氷山の水面上に見える一角はその倍以上の水面下にある氷のほんの1片に過ぎないのだと。

一般的な腰痛を例にとっても、それが予想外で起きる事故でもない限りそのほとんどの原因は普段からの姿勢であったり、重量物を持つときの腰への負担が増すような持ち方の連続等の積み重ねであることが多いと思います。

日本の戦時中の零戦エースパイロットであった坂井三郎氏が語るところによる「後部8割に要注意!」という戒めは、「氷山の水面上に見えるものの割の部分が存在するという事は、残りの9割の部分は水面下にある。」という事を示唆するものだと思います。

当たり前ですが、無意識というものは通常意識していないものを示すのであり

零戦エースパイロットのいう後部8割に要注意という戒めは、目に見えない氷山の水面下の無意識への再確認の重要さを唱える戒めとも考えられ

一般的に生活習慣は無意識に行うという事が多いということを考えてみますと、無意識におこなう健康に悪い生活習慣は病気の原因となる可能性を考慮すると

このような自分の生活習慣を定期的にでも見直すことなどは(エクササイズなどは自分の身体状況をリアルにフィードバックする)、車の定期的なメンテナンスと同様に自分の健康状態を維持する有益な考え方だと。

このような水面上に現れる意識を形作る無意識が成り立つプロセスの再確認は重要だと思います。

(補足)

しかしこのフロイトの唱える「無意識を土台にして意識は形づくられる」という論理をよくよく考えてみますと

ほんの数パーセントの小さな「意識」がなぜ、自分を支える大きな「無意識」のことを把握できるのかというジレンマが生じるような気もしますが….( ´∀)

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磁石と軟骨再生

 2015年の記事より

磁石で集め治療 広島大で欠損軟骨修復手術 

細胞の中に鉄粉を取り込ませた「間葉系幹細胞」を膝の関節に注入し、体外から磁石を当てて患部に集め、欠損した膝の軟骨を修復する手術を広島大病院が実施した。

従来は患部を大きく切開する手術が必要だったが、内視鏡での手術が可能で体への負担が少ないのが特長という。

スポーツなどによる若者の軟骨損傷が主な対象。臨床研究として今回の患者を含め計5人に行い、長期的な安全性を確かめられれば有用な治療法になると期待される。

実施したのは広島大の越智光夫教授(整形外科学)のチーム。患者は広島県内の女子高生(18)で、テニスを続けるうちに右膝の軟骨が欠損した。

治療では、さまざまな組織になる間葉系幹細胞を本人の骨髄から採取して培養し、磁気共鳴画像装置(MRI)用の造影剤として使われる鉄粉をまぜて幹細胞の内部に鉄粉を取り込ませた。

この幹細胞を右膝の関節に注射し、体外から約10分間当てた強力な磁石の力で軟骨の欠損部に集めた。鉄粉は2週間ほどで体外に排出されるという。

チームは術後半年~1年で軟骨が修復されるとみている。約2年間、安全性などを検証する。

軟骨は骨に加わる衝撃を吸収する働きがあり、損傷すると痛みが出る。軟骨の修復力は弱く、いったん損傷すると元の状態に戻りにくい。

越智教授は「人工関節ではなく、自分の組織で歩きたいという人は多い。まずは安全性を確保し治療の普及を目指したい」と話した。

前にこのような記事を見たのですが、この研究は現在どのようになっているのでしょうか?

着眼点は非常に興味深いケアだと思われます。

体内で軟骨形成を行うまでには体内でかなり多くの工程が必要とされるし、現在ではコラーゲンを摂取したからといってそれが骨関節面を覆う軟骨細胞に変化するという事はないという研究も進んでいますので

この磁気ケアによって軟骨細胞形成が助長されるのであれば、非侵害的な方法になることですし、骨軟骨障害による患者さんにも朗報になるのではないかと。

個人的にもう少しこのケアについて調べてみたいと思います。

(補足)以下のような軟骨再生技術もあるようですね

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電子タバコ、健康への懸念

電子タバコを吸う人の尿から

  1. ベンゼンWHOの下部機関IARCより発がん性があるという勧告がある)

  2. エチレンオキシ(動物実験での発がん性は認められているが人での発がん性については現在は確認されていない)

  3. アクリロニトリル(肺がんとの関係性があるという研究と関係性はないという研究の両極の研究が存在する)

  4. アクロレイン(アメリカ合衆国環境保護庁より発がん性があるかもしれないといわれている物質)

  5. アクリルアミドFAOWHO合同食品添加物専門家会議で、発がん性や神経への影響のある物質とされています)

5種類の発がん物質が検出されたようです!

(海月な考察より)

20181月にアメリカ食品医薬品局が電子タバコの安全性について、ある電子タバコ販売会社に改善を求めるという話題もありました。

詳細は明らかにされていませんが、政府からの要請なので心臓病への悪影響は否めないかもしれません。

このように電子タバコの毒性についての懸念が少しづつ多くなってきているようです。

今は少しづつ明らかになっている電子タバコの害についての中心的な話は電子タバコから発せられる毒性についての研究ですが

ニコチンをダイレクトに吸引する事による脳内神経伝達系にかかわるホルモンへの影響や、シナプス細胞の可塑的変性などという神経系に対しての影響等などの研究開示にも期待しています。

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5G通信革命についての世界的懸念

通信革命ともいわれている5Gの危険性がネットで話題になっているので、とりあえずその主張の概要を以下にまとめておくことにしました。

  1. 米国国家毒性プログラム(NTP)の報告では、米国の携帯電話で広く使用されている無線電波が脳腫瘍のリスクを高めているとの見解を出している。その他同様の研究機関の約7割においても同様の意見である。

  2. アメリカ国立衛生研究所(NIH)での研究では、携帯電話の電磁波を19時間を1週間にわたって放射したところ、がん細胞のリスクを増加させるということを発表している。

  3. フリーWi-Fiについて以前ヨーロッパでは保育所や学校への広く普及していていたが、今ではWi-Fiの健康被害に対する懸念から、そのスイッチを切ることを推奨する場所が増えている。

  4. フランスでは児童施設でのWi-Fi使用を禁止する法案が国会で通ったようだが、ここでもWi-Fi長期使用による健康被害への懸念が根強くあるようである。

  5. おなじような事が現在では、ベルギー、スペイン、イスラエル、オーストラリア、イタリア、スイス、ドイツ、オーストリア、インド、フィンランド、キプロスなども追随しているよう。

  6. IT国家のエストニアやIT産業の総本山であるアメリカシリコンバレーではこのような規制は当然ながらない。

  7. 周波数帯域の高いマイクロ波は人体の生殖器損傷を与えるという研究は各機関が多く報告している。

  8. タブレットは電源さえ入っていればネットに接続してなくても放射線を受け続けることから、これが健康被害になるとの懸念を多くの人がもっているが、学校においてはタブレット持参を求めているところもあり、この矛盾する現状は多くのところであるようだ。

  9. Gとは高速かつ大量のデータを送受信できるという技術になる。

  10. マイクロ波は高周波帯域であるために直進性がかなり弱いため、それを利用するには多くの基地局が必要となるものである。このような多くの基地局の存在が我々人体に接触する機会を容易にするという現状を作り上げる。

  11. コロンビア大学のマーティンブランク博士は世界中の科学者とともに5Gを送信するタワーの設置を制御するよう国連に働きかけている。博士たちはこの電磁波の存在は、脳腫瘍とか生殖機能低下のリスクにつながるとの立場である。

  12. Gのアップリンクと比べると、5Gは各段アップリンクの情報量が多くなる。ある実験では4Gのアップリングのデータ量は2メガであるが、5Gでのアップリンクデータ量は10ギガと何百倍となるようだ。

  13. 上記のことはつまり、個人情報(いつ、何時何分にどこにいるのか?、何を購入したのか?、カメラ機能のある端末ならばその人の用紙情報など)の多くがある特定のサーバに吸い上げられやすい。

  14. 現在の4Gの周波数帯域は450MGz~3.6GHzだが、5Gではこれよりも高い周波数帯域を利用する。このためにその高周波数域の健康に対する影響がよくわかっていないことの懸念により、欧米では5G設置への反対の意見が出ている。

  15. アップル社は28GHzと39GHzの高周波帯での影響を研究中であるが、現在5Gが普及していないという今の現状ではまだまだデータが少ないために、研究は進んでいない

  16. 現在利用している4Gにおいても健康被害が徐々に報告が上がっている現況を示唆して、それよりも高周波帯を利用する5Gの通信技術は危険ではないのかという意見が多くなっている。Wi-Fi過敏症の少女の自殺例とか)

(海月な医療ニュース考察)

これは5Gの健康被害についての比喩の一つです。

近づくとやけどしそうな強い光線も、ある程度の距離を置けばその指向性は緩やかになって、その強い光線があたる対象物に有害な影響を与えるリスクが減少します。

マイクロ波も同様、我々は日常電子レンジなどを利用することでお分かりだとは思いますが、マイクロ波のエネルギーの影響とその強さは距離に比例するという傾向があります。

だから普通は、そのような電磁波が強く発生している電気機器には近づかないようにするようになると思います。

マイクロ波の悪影響はその距離によって減衰します。

またマイクロ波を発生させる機器が多ければ多いほど、人々がマイクロ波に接触する機会が多くなるという事になるので、その危険性は増加するのではないかと考えられます。

Gの運用に欠かせないのはその特性(多くの情報を包括できるが、指向性が弱い。つまり遠くまで届きにくいというと)から、それを活用するためには多くの基地局が不可欠となるテクノロジーです。

多くの基地局が存在するという事は、多くの人がマイクロ波に触れる可能性を示唆しているともいえるし

その影響はいわば、強すぎる光線に当たることによる健康被害と同様とも考えられ、このような事をつらつら考えてみると

どうしてもGの健康被害が懸念されてしまうのは私だけなのでしょうか?

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